日々雑感

140文字じゃ足りないアレコレ。主に乙女ゲ・声優のことなど。

声優目当てで作品イベントに行くことは悪なのか?

※個人的な意見です。

12月末になって秋アニメも続々と最終回を迎え、円盤1巻が発売され始めた。
だいたいどの作品も来年にイベントが決まっていて、それに参加したいがためいくつか私も購入した。だが確実に行けるかはわからない。相変わらず博打だ。

作品イベントに関して、たまに話題にのぼることがある。
それは「声優目当てで作品イベントに行くこと」だ。

その作品がとてつもない大人気作で、チケットが自分では取れなかった。
こういうことは今までに何回も経験してきた。チケットなんてどんな円盤を積んだところで当たる時は当たるし当たらないものは当たらない。つまりは運だ。
綺麗ごととは思うが、自分に何かが足りなかった。諦めである。
けれど諦めない人も中にはいる。そしてこういう人もいる。
「私はこんなにこの作品が好きなのに!!取れたあいつは声優目当てというだけで当たってる!!」
そして憎んで憎んで攻撃をする。ぶっちゃけ無駄だし、そんなことをしたところでチケットが降ってくるわけでもない。
だが人は「善意に見せかけた悪意」を信じたがる。
「そうだよね!!行くべきなのは本当に作品を愛してる人だよね!!」
反吐が出るほど私が嫌いな言葉だ。

今年の7月10日に行われた「B-PROJECT HAPPY SUMMER EASTAR」というイベントに参加した。
申し込んだ当時はアニメも放送前で、Bプロの名を知るくらいで曲も聴いたことなかったしキャラの名前も曖昧だった。
このイベントに申し込んだのはなぜか。ぶっちゃけ「ノリ」である。とある声優を見たかったというのも原因の一つでもあった。
行った結果はとても楽しかった。このイベントに参加するために曲を聴き、キャラの名前も覚えた。そして「「B-PROJECT」という作品が好きになった。

こういう人はたくさんいると思う。「声優目当て」で作品に、イベントに触れてもその触れたことで好きになったら作品にとっては結果オーライではないか?
ファンが増えることは悪い事ではない。少数気鋭などといえば聞こえはいいが、「愛」という感情だけではお腹は満たされない。「愛」というのは「お金」も含んでのものなのだ。

とある声優ライブのチケットが先行発売で当たらなかった人がいた。その人はその声優が所謂「本命」。
ふと見ると「本命出ない人」がチケットを取れていた。
またあの言葉を出る。
「私はこんなにも好きなのに何であいつが!」
しかしそのライブはチケットを枚数を分けていたのか、一般発売後も余っていた。それを見てその人はこう言った。
「何でチケット余ってるの!?みんなライブ行こうよ!!」
二枚舌のケダモノってこういう人なんだなと思った。

Q.声優目当てで作品イベントに行くことは悪なのか?
A.いいえ。一番の悪は「愛」という名の言い訳をして自分のわがままを通そうとし「可能性」を潰す勘違いしたファンです。